program

医療エグゼクティブ・オフィサー養成セミナー

予測不可能な時代に、
地域感覚とデザインセンスを磨いて
病院運営に取り組みたい方へ

医療エグゼクティブ・オフィサーとは

このセミナーが目指す、 これからのリーダーのすがた

  1. 医療機関の経営幹部として、自施設の事業継続性を確保するために果たすべき役割を自ら定義し、戦略的に取り組むことができる。
  2. 医療機関が直面している課題のみならず、地域における医療提供体制や中長期的に対応すべき課題に対して、広い視野をもち目標達成に向けて取り組むことができる。

このセミナーがめざすこと

変化に応える病院の組織運営、
地域でのプリゼンスの強化

社会保障を取り巻く制度や状況の目まぐるしい変化に対応する

レジリエントな組織づくり

職員の多様性を活かす
事業継続性を守る
地域連携をしっかり考える

リーダーシップの再考

自信をもって意思決定する
組織の課題に見合った目標設定を考える

仲間づくり・モチベーションの維持

同じ悩みを持つ病院経営幹部と交流し学び合う
他の病院の実践を知る

修了生の活躍イメージ

修了生

課題発見のセンスがある

  1. 理想がある、現状に不満がある
  2. 当事者(内部者)でありながら、多面的(多角的)で客観的(第三者的)な目線・スキルをもつ

課題解決に必要な姿勢・マインドと
思考回路が備わっている

  1. 粘り強く考え、取り組むことができる
  2. 全体最適のための戦略を立て、実行できる
  3. 立てた戦略をベースに、協働的な姿勢で課題に取り組むことができる

リーダーシップの発揮

標準化や連携の推進

俯瞰者視点の導入

全体最適の戦略立案と実行
部門で
  • チームづくり
  • キャリア開発
病院や法人で
  • 組織開発、人材活用
  • 継続的質改善のサポート
    (DX推進、医療安全、患者満足度など)
  • 地域医療構想への対応
地域で
  • 地域コミュニティづくり
  • 地域医療連携推進法人の活用
全国で
  • 当研修のメンター
  • 病院間相互支援の実施
  • サーベイヤー

セミナー構成

4つのステップを準備し、融合的に開催します

Step 0

STEP 0マネジメント基礎/応用

必要な基礎を各自のペースと方法で習得します。

マネジメント基礎・応用(自由学習を支援する基礎・応用学習)

各自のニーズと興味に応じて、マネジメントの基礎知識をインプットします。各STEPとの有機的なつながりをめざして、推薦図書や推薦講座などのヒントとなる情報をご紹介する他、一部、JQオリジナル教材も提供します。

それぞれの学びの経歴や学習スタイルを踏まえ、主体性をもって自由に学びを進めます。

Step 1

STEP 1マネジメント実践

フロントランナーや先達をお招きし講義や対話を通じて、テーマに対する理解を深めます。

マネジメント実践(実践的なマネジメントスキルの習得 )計10回
e-leaning
Zoom

e-learningによる事前の講義視聴と、Zoomのライブ配信を組み合わせて、テーマ別に理解を深めます。
先達の考え方や経験を、自らの実践と学びのヒントにします。

Step 2

STEP 2ケースメソッド

これまでの学びや経験を総動員し、指定されたケースについて考え、議論し、応用力・実践力を高めます。

ケースメソッド(ケースメソッドによる深い学び)計5回
対面
Zoom

ケースメソッドではリアルなケースを学びの題材として、クラスでの議論を通して、分析・課題特定・意思決定といった課題解決力を鍛えます。

STEP0STEP1 も活用しながら、事前の学習や事後の復習等を並行することで学習効果が高まります

Step 3

STEP 3修了課題と発表

修了課題としてレポートを作成し作成し共有・発表します。

修了課題と発表を通じた成果確認
対面
Zoom

セミナーの最終段階では、学びを通して得た気づきやアイデア、思考力を存分に活用していただき、課題に取り組みます。共有・発表を通じて成果を分かち合い、修了後は各自のフィールドに戻ります。

終了後は
実践+自己研鑽

  • 継続研修参加
  • フィールドワーク参加
  • 研修メンター・講師等
  • サーベイヤー
  • 後進育成(研修メンター)
  • 地域コミュニティのリーダー
  • 病院のトップマネジャー

カリキュラムマップ

特徴

実践を見据えた大人の学び

実践を見据え、ケースメソッドを軸にカリキュラムを仕立てています

学習者自身が積極的に参加し考え主体的に問題に取り組むアクティブラーニングを採用。ケースメソッドを中心に、受講中の自学自習を促し、修了後の実践と学びの継続につなげます。各自の興味やペースを大切にしながら、学習を進めていただけます。

ITの積極的活⽤

e-learning や動画配信、Zoom も併用し学習の利便性を確保します。

段階に応じた仕掛け

学習の段階に応じてサポートや情報提供を行います

学習のペースメーカーとして、事務局や講師から積極的にメッセージを発信します。

修了後も学びあえる場を用意します

講師や受講生どうしのネットワークづくりをサポートします。また、修了者の「集いの場」として、フォローアップセミナーや同窓会、協力病院でのフィールドワーク等を企画・実施。オープンバッジや資格制度の導入も検討中です。

JQの総合⼒を活かした切れ⽬のない組織の⽀援へ

JQ ならではの講師、コンテンツで学びたい意欲を刺激します

JQ がこれまでに培ってきた知見と人脈を活かしたカリキュラムを開発し、オリジナリティの高いコンテンツとして提供します。

JQとして他事業との有機的な連携を実現します

他の機構事業(病院機能評価事業や教育研修事業が実施する各基礎プログラムを通じた人材養成等)との連携により、将来にわたり病院に対する総合的な支援を実現します。

詳細情報

費用385,000円(税込)
履修期間10か月程度
対象各病院の経営幹部層(職種不問)
定員36名程度
備考申込後、受講要件を確認いたします

常務理事メッセージ

地域感覚とデザインセンスの活用を、医療経営に

常務理事 橋本 廸生
常務理事 橋本 廸生

近年、「老衰」という死因が第3位に上がってきました。私自身、改めて「ここまできたか」と切迫感をもちました。超高齢社会の象徴的なこととしてとらえています。

地域の人口構造の変化は、わが国が経験したことのないスピードで進行しており、地域のケア体制もこれに適合的に再構成することが求められています。

一方、個々の医療機関にとっては、予測困難な状況のなかでの自院の将来像を描く大きな意思決定が必要になってきています。このような時代背景のもと、わたくしども日本医療評価機構は、新たに医療機関の経営幹部を対象としてセミナーを開講します。

このセミナーは、いわば「トップマネジメントのための総仕上げ」としての場を目指しています。 ケースメソッドやグループワークを通して、必要な知識を確認するとともに、果たすべきリーダーシップや意思決定のあり方など、他の参加者との議論を通じて多角的に探求していきます。

各講師のご尽力もあり、機構の提供する研修プログラムの一つの到達点となるものと自負しています。 確かな一歩を踏み出すために、知恵と気づき、そしてともに進む仲間を得る場として、ぜひこのセミナーをご活用ください。

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